2009年08月27日
ありがとう、さぎしま!
一度は治りかけてたと思って公表したが、炎症は治まっていなかった。
改めて皆様に、マイナスエネルギーを送るわけにも行かず隠していたが、結局そのまま姿を見せなければならなかった。
今回は出場する事で、弱い自分を見せなければならなくなる。
勝って当たり前と思われる中、勝負にはならない状態で臨む自分が悔しくてたまらない。

毎年、この大会は良い緊張感で入るが、今年はさすがに気が重い。
やめればいい・・・人はそう言う。
自分の感覚だが、招待選手は大会へ花を添える役目がある。
それでも、実はやめてしまおうかと、一瞬気持ちが逃げかかった。
相当参っていたのだろう。
痛み止めが必要なアキレス腱・・・レース中盤から痛みが出だしたのは予想外。
バイクを終えたとき、一瞬ためらった。
このまま行くべきなのか・・・これ以上壊すわけには行かないし、止めてしまおうか・・・
会場が一瞬凍りついたことを肌で感じた。
行かなきゃ・・・
動き出した瞬間に、今まで感じたことの無い声援を受けた気がする。
こんな状態でも希望を捨てず応援してくれる人もいる。
行ってこようと思えたのだ。
秋風すら感じる例年に無く涼しい気候に、きつくない分いろんな事を考えてしまうもの。
積み上げた5連覇もここで終わり・・・
表彰を受けない年など無かったが・・・今年は無しだな~
こんなボロボロの自分を見てどう思うのかな~
ゴールの瞬間を喜んでくれる人たちを見るのが喜びだったのに。。。今回はだめか・・・
こんな時、人は悲しくなることばかり考えてしまうのが分かる。
それでもこの日のために足を休めて来た分、痛みは増すことなく完走はできた。
最後まで走れた事は大きかった。
ちっぽけなことを言う自分が恥ずかしいが、表彰式は見たくなかった。
すぐにさぎしまを去りたかった。
この大好きなさぎしまが嫌いになってしまうのでは・・・
その晩は眠れなかった。
それでも次がある。翌日は、変わらず練習する水泳の選手とスイムでつないだ。
すると、今日のことだ!
痛み止めを使わなくてもある程度走れる感覚を得た!
うれしくなって、先ほど夜風にあたりながら走って来た。
バランスは悪いが、走れていることがうれしく、思わず笑顔がこぼれガッツポーズだ!
弱い姿を見せることで強くなる。そんな事もあるかもしれない。
さぎしまが、痛みを取り去ってくれたのかもしれない。
そう思えてきたのだ。
さぎしまがくれたプレゼントかもしれないな!
当初から、さぎしまを復帰戦と位置づけての出場だったが、本当にスタートが切れたと予感する。
これが今年の、さぎしまの『奇跡!』なのかもしれない・・・

投稿者 テツロー







