2007年12月08日
天国への言葉
誰にでもその時々で心の支えになる人がいる。
その人のおかげで今があると思える人がいる。
そんな人を先月失った。
その方は自分以外にも多くの人へ真心を配られておられたと思います。
自分のページなので今回は追悼の意を込めて綴らせていただく。
またひとつ魂を背負って生きていきたいと思います。

天国への言葉
あなたと身近に接するようになったのは市役所に入って3年目の春でした。
総務課へ異動して同じ職場となりました。
あなたはいつも明るく朗らかで、また人間的なスケールの違いも感じてました。
『市役所にもこんな方がおられるんだな』なんて思ったものでした。
10年以上も前の若かったその頃、役所生活での困惑する出来事にぶち当たりました。
当時トライアスロンが新しいスポーツとして注目されつつある時代に、 地元広島県三原市のさぎしまでトライアスロンが市のメインイベント的に開催されていました。
地元選手として活躍する自分は目立っていました。
社会に出ればいろいろな見方があります。
自分はスポーツの世界で【がんばる人は応援される】と言う風潮の中で育ってきました。
社会に出れば真反対と言うものか、心無い言葉も耳に入るのでした。
若くその免疫が無い自分は躊躇しました。
いっそやめてしまった方が公務員としては働きやすいのか・・・
トライアスロンを続けるには公務員じゃない方がいいのか・・・とも。
公人は想像以上に見えないプレッシャーを感じる面が多々ある。
時にはストレスとなって身体を病んでしまうことも。
(他の職種もそのような事はあるだろうが)
そんな時、いつも将来を見て接してくださる人、それがあなたでした。
『福ちゃんは世界を目指さんといけんけ~な!』
『今からは市職員も世界へ目を向けて活動せんといけん。福ちゃん、たのむで!』
一生懸命になればなるほど悩みや問題が次々と出てきます。
自分で片付けられなくなれば、あなたを訪ねていましたね。
そのつど問題解決へ方向付けてくださいました。
練習中に通勤されるあなたの車とすれ違う時、車中から『がんばれよ!』と口を動かし手を上げて合図をくださいます。
その笑顔は自分にとって宝物でした。
当時、私は言っていましたね。
『早くえらくなって、自分たちのようなものが活躍できる場にしてほしい』と。
それから10数年、その通りあなたは市役所の広報部長を経て筆頭部長までなられました。
2003年のはじめて世界選手権へ出場が決まり、仕事を休む体制がなく困り果てていた時も、『心配しなさんな』と、 自分のために段取りをつけ市長へ話を上げてくださり安心して出発する事が出来ました。
市が合併した時,世界を目指す者に対する新たな条例も出来ました。
きっとあなたが動いてくださったのだと察します。
あなたがおられたから今の自分がある。
あなたに出会わなければトライアスロンか市役所どちらかをやめていたかもしれません。
あなたが私にくださった真心は計り知れません。
これから先、このように困っているものを見たとき、あなたを思い出し恩返しをしていきたいと思います。
あなたの魂を受け継いでいきます。
これからも天国で見守っていてください。
投稿者 テツロー







