2007年04月26日
広島で新規大会
思えば14年前になるのだろう。
広島県呉市の中央公園をゴールとし、 全工程で江田島や音戸の瀬戸を一望しながら島を巡るワンウェイコースでトライアスロンが行われていた。
その当時は別の意味でトライアスロンは華やかであった。

大会へ出場するにも選考といった難関があり、出場できればラッキーといった者がいるほどだ。
そんな想い出の大会は自分がトライアスロンの駆け出しの頃姿を消した。
距離はスイム2.6km、バイク110km、ラン25kmだったような気がする。
まだトライアスロンがどんなものか分からない若造は駆け引きやペースなどなかった。
ただひたすらゴールを目指した。
最後の呉市内へ入る呉越え峠の長い上り坂はボロボロになりながら、しかしランナーとしての誇りと魂だけで上っていた事を思い出す。
いろんな諸事情があったと思う。
しかし、やり残した事をこれから取り返す意味でも続けてほしかった大会だった。
これはこの大会へ携わったもの、自分ら世代から上の人たちは皆近い感覚を持っていると察する。
この大会がなくなり、広島県のトライアスロン界は火が消えるようだった。
しかし今年、その思いが甦るかごとく広島県廿日市市で新規大会が産声を上げる。
【はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会】
日本三景である宮島の大鳥居をスタートしスイム2.5km、バイク55kmとラン20kmを走り、フィニッシュ(ゴール) は標高900m地点になるウッドワン美術館(国内最高落札額3億円の絵画がある美術館だ!) がゴールと言う海抜0mから標高900mまで駆け上がる高低差は国内一ではなかろうか。
名前の通りの大会だ。うまい名前を付けられたと感心する。
そして何をさておき、この大会の立ち上げにご尽力いただいた関係各位に対し本当に感謝する。
ここまでくるのにも相当な時間と精神をつぎ込まれた事は想像以上だろう。
広島県トライアスロン界にまた消えかけた灯火が点いた気がしてやまない。
6月17日には、こんなに魅力あふれ、明るい希望や夢を与えてくれたトライアスロンと、 トライアスロンを通じ多くの人々に力をもらいながら、今の自分を育ててくれた。
そのすべてに対して恩返しの気持ちで望みたい。



投稿者 テツロー







